2022年12月

小野篁は、六道珍皇寺の井戸から冥界に出かけていたのだが、ではどの様にして「この世」に帰ってきたのであろうか。それは、嵯峨嵐山の嵯峨釈迦堂にあった、招金山福正寺の井戸から戻ったという。清涼寺の境内、本堂の西隣にあるのが「嵯峨薬師寺」である。境内には三地蔵尊 ...

六道珍皇寺には冥界に通じる井戸があり、小野篁(おののたかむら)が毎夜々々この井戸を通り、地獄の閻魔大王のもとに通っていたという。六道珍皇寺のこの井戸は、この世とあの世を結ぶ入口で、小野篁は母に会いたいがため、ここから地獄へと行き、そこで苦しむ母を救わんと ...

六道珍皇寺の「迎え鐘」に対して、寺町通にある矢田寺には、この世に帰った死者の霊を、迷わずに、あの世に返す為に鳴らす「送り鐘」がある。矢田寺の云われを駒札にみると、『金剛山矢田寺と号する西山浄土宗の寺で、通称、矢田寺の名で知られている。寺伝によれば、当寺は ...

六道珍皇寺には「迎え鐘」という鐘があり、盂蘭盆にこの鐘を撞くと、その音が冥界にまで届き、亡者はその音に乗ってこの世に帰ってくると言い、毎年8月のお盆の六道まいりに際して撞かれている。迎え鐘は、8月7日から10日の間に、先祖の霊を迎える六道詣りで賑わうのだ ...

鳥辺野の入口・六道の辻に建つのが「六道珍皇寺」である。山号を大椿山(たいちざん)という、臨済宗建仁寺派の寺院である。六道珍皇寺は平安期の延暦年間(783~805年)に、弘法大師の師である慶俊僧都(きょうしゅんそうず)によって創建されたとも、また、鳥辺山の ...

↑このページのトップヘ