2022年09月

六勝寺のこみちを東に少し歩くと、山県有朋の別荘であった「無鄰庵」に行き当たる。この建物は、明治27年(1894)に着工し、29年(1896)に全体が出来上がる。庭園は池泉回遊式庭園で、明治の代表的な庭園の一つである。建物は簡素な木造二階建の母屋と藪ノ内流 ...

平安神宮の大鳥居から疎水に架かる慶流橋を渡り、疎水に沿う仁王門通を「六勝寺のこみち」という。琵琶湖疎水は、明治18年に工事が着工され、大津山科間の第一トンネル(延長2,436m)の工事は、硬岩と湧水との闘いの中での大変な難工事となった。疎水工事は明治初期 ...

何年か前にyahooブログが終了することになり、ブログをLive doorに移行した。ところが2006年から始めた初期のものが移らなく、今回その幾つかを取り上げてみようと思うのである。まずは、バスを「岡崎公園」で降り、インクラインから南禅寺までを歩いた、2007年に「 ...

京都駅から東に歩いて3分、高倉通塩小路下る西入に、通称「猿寺」と呼ばれる「正行院」がある。「猿寺」と呼ばれるようになった訳を「猿寺縁起」にみると、『開山円誉上人が北山に居られた時、庵にやってくる猿たちに「南無阿弥陀佛」と書いた「お守」を災難除けに猿たちの ...

京阪電車の八幡市駅から東に、歩いて10分ほどの所にあるのが「単伝庵」で、山号を直指山という。臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊は観世音菩薩である。創建は不明であるが、江戸時代に単伝和尚が再興したという。男山と木津川の間にあり、一見、何もない寺のよだが「らくがき ...

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