2022年07月

平等院は和様式の建物が多いのだが、その中で浄土院羅漢堂は禅宗様式の建物となっている。江戸時代の寛永17年(1640)の建立以来、非公開だったのだが、平成19年(2007)に、367年ぶりに公開された。本尊は宝冠釈迦如来坐像で、2体の脇侍、十六羅漢像など2 ...

平等院には、浄土院と最勝院の二つの塔頭があり、南門を入るとすぐにあるのが、浄土院である。浄土院は明応年間に、浄土宗の栄久(えいく)上人が、平等院修復の為に開創した寺と伝わる。平等院は永承7年(1052)の開創以来、藤原一門の天台宗が管理していたが、藤原一 ...

南門を入るとすぐ左に浄土院の塔頭である「養林庵書院」がある。平等院は平安時代の永承7年(1052)に創建されて以来、天台宗園城寺の末寺であったのだが、建武の中興や山城一揆などの戦乱で、鳳凰堂以外が焼失し荒廃する。これを再建すべく浄土宗の栄久(えいく)上人 ...

宇治にある世界遺産の平等院は、国宝の鳳凰堂の中堂や左右の翼廊などの瓦の葺き直しや、朱色の柱や金色の鳳凰像の塗り直しが行われ、平成26年(2014)10月1日、落成式が行われ修理工事が終わり鳳凰堂が蘇った。平等院には何回か行っているのだが、蘇った鳳凰堂を見 ...

京都駅烏丸口を出て西に、堀川塩小路の交差点を越えると「京のあわしまさん」と呼ばれる、西山浄土宗・福智山宗徳寺がある。宗徳寺は応永年間(1394~1427)に行阿上人によって開山され、本尊は阿弥陀如来である。粟嶋堂は宝徳年間に、南慶和尚が紀伊国淡島にて粟嶋 ...

↑このページのトップヘ