律令制の行政単位では「五畿七道」が基本あり、明治を向かえるまで続いた。五畿は、山城(京都府中南部)、大和(奈良県)、摂津(大阪府、兵庫県南東部)、河内(大阪府)、和泉(大阪府)の五つを言い、七道は、東海道(栃木、群馬を除く関東一帯と山梨、神奈川、静岡、愛 ...
2021年06月
二年坂があれば一年坂が・・・|京の謎解き
清水さんへの参道はまだあり、東山五条から五条坂をを登り、五条坂と三年坂とが交差する清水道に当たる道と、五条坂の途中、日限地蔵の手前で右に入り、清水焼の店を見ながら登る清水新道(茶わん坂)から登る参道もある。三年坂と二年坂があるのだから一年坂があってもよさ ...
三年坂があれば二年坂が・・・|京の謎解き
清水寺への参道はいろいろある。安井金毘羅宮を東大路通に出て鳥居を潜り、維新の道を登り風雅堂のあるところで南に曲がり、二年坂を登ると八坂の塔からの道に突き当たる。そのまま歩くと三年坂である。三年坂については前回に述べたので、ここでは二年坂について・・・八坂 ...
三年坂を何故、産寧坂という|京の謎解き
東山にある清水さんへの参道は何本かある。松原通の六道の辻から東に、東大路を越えて清水道を登ってゆくのが、清水さんへ参る王道であるのだが、一番京都らしい参道が、建仁寺を南に出て東に、東大路通を越えると坂の上に八坂の塔が見える。坂を登り八坂の塔を左に見て、文 ...
清水寺の名の由来は|京の謎解き
清水寺といえば京都でも有数の観光地として知られている。東大路通から東に清水坂を登り切った所に「清水寺」がある。「清水」と書いて何と読むだろう。普通は「しみず」と読むのが一般的だが、この寺は「しみずでら」ではなく、「きよみずでら」と読む。これは清水の舞台の ...