京都には貴族や武士の山荘(別荘)だった所が、寺院になったという所は少なからずある。良く知られている「金閣寺」。金閣寺は、室町幕府三代将軍・足利義満によって、衣笠山の麓に造られた山荘、北山殿である。もとは藤原公経の西園寺が在ったところだったのだが、その子孫 ...
2021年02月
花街で見かける着物姿の女性は|京の謎解き
京の花街を、特に祇園界隈でよく見かける着物姿の女性がいる。果たして、この情勢は芸妓さん、舞妓さん、はたまた誰なのだろうか・・・しこうして、その正体は・・・最近、昼間の祇園界隈で見かける着物姿の女性といえば、その殆どが一般の女性である。京都を訪ねた女性の観 ...
京の五花街「祇園東」|京の謎解き
知恩院近くの東山通を西に入った辺り、南北は四条通から新橋通の間、東西は東山通から花見小路までを「祇園東」と呼ぶ。白川は、新橋通の「新橋」で北に流れを変え、祇園東には流れないのだが、京都の花街で最も小さい花街だが、今でも存在感を輝かしている。祇園東は、明治 ...
京の五花街「宮川町」|京の謎解き
宮川町は、大和大路の西側、鴨川に接する川端通との間に、南は松原通から北の団栗通まで石畳の小路が続いている。宮川町は江戸初期、出雲阿国の歌舞伎踊りの時代に始まり、若衆歌舞伎の芝居小屋や茶屋が立ち、10代の少年が接待をするという処だったようである。その後、江 ...
京の五花街「祇園甲部」|京の謎解き
東京の赤坂芸者、九州の博多芸者と、京都祇園の芸妓を入れて日本の三大芸者と自分的には思っている。祇園はもともと八坂神社や清水寺詣での人の為の茶店が発展をし、江戸時代には京都でも屈指の花街として栄え、現在でも夜の街として、華やかな世界を醸し出している。祇園は ...