業平塚を横に見て山道を下がると、石塔や石柱、石灯籠などが一帯に散在している場所にあたる。これらは、お塚と云われているようで、謂われによるとその昔、この地は葬送の地だったようで、昼なお暗きと共に、ここに足を踏み入れると何かひやっとするものが感じられ、足早に ...
2020年07月
業平塚
吉田山の頂上から東側に少し下がった処に、業平塚がある。塚といっても石積みの塔があるわけでもなく、木の塔があるでもなく数個の石が積まれ、周りを石柱で囲んだ質素なもので、業平塚と書かれた駒札がなければ、これが業平塚だとは想像だにすることは出来ないのである。業 ...
ナンバースクールの寮歌
明治になり、国民皆教育を目指し学区制が敷かれたが、その最高学府である高等学校が明治19年(1886)に設立される。第一高等学校に始まり第五高等学校までは明治19年に創られ、続いて六、七、八と創設されたナンバースクールと呼ばれる学校と、その他にネームスクー ...
紅もゆるの碑
吉田神社から、さらに山頂を目指し登っていくと、急に視界が開け頂上に至る。頂上の三角点には、北緯35度1分18秒168/東経135度47分19秒724/標高105.12メートルとあり、そこに「紅もゆる」の碑が建っている。この石碑は「紅もゆる百年」を記念して ...
吉田神社の末社と摂社
吉田神社の境内にある数々の末社・摂社を廻った順に綴ってみよう。神楽岡地域の氏神「神楽岡社」祭神は、大雷神(おおいかづちのかみ)、大山祇神(おおやまづみのかみ)、高おかみ(雨の下に龍とかく)神 (たかおかみのかみ)であり、鎮座の年代はつまびらかでないが、延 ...