2020年04月

平安神宮から円山公園につながる神宮道を東に歩くと、知恩院の大きな三門を見ることが出来る。元和7年(1621)に、徳川秀忠公によって建立され、幅50m、高さ24mの2層構えの門となっていて、木造の門としては日本最大のものである。知恩院は山号を華頂山といい、 ...

その途中で、ここは阿国を何百里という石碑が建っていた。若い人達は何の石碑か分からないだろうが、「ここは阿国を何百里、離れて遠き満州の、赤い夕日に照らされて、友は野末の石の下」と歌われた「戦友」という歌で、戦争を歌った歌だが、どちらかというと反戦歌のような ...

青蓮院を後にして道すがらに桜を眺めながら知恩院へと向かった。江戸時代に内裏炎上で、後桜町天皇の仮御所となったことから、粟田御所とも呼ばれる小御所の建物である。その門の前に咲いていた桜の花と小御所の建物を見ることが出来る。また、好文亭と呼ばれる、後桜町上皇 ...

粟田神社から少し南に下がると、青蓮院がある。そこで一番に目に付くのが、大くすの木と長屋門である。昔々にみたことのある懐かしい景色に出会ったような、得も知れない懐かしさを感じたのだが、何故この景色を見てこんな風に感じたのだろうか。考えてみるに、小さいころに ...

京への出入口、七口の一つ粟田口。三条大橋から山科を抜けて滋賀の大津へと続く出入口である。粟田郷の氏神さまである粟た神社に出会った。ここでも、その境内には桜の花がひっそりと、その時を盛りと咲いていた。鳥居を抜けると両脇に狛犬が並び、そのむこうで桜の花が向か ...

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