2019年11月

龍馬伝紀行と題して坂本龍馬の足跡を訪ねてきた、ぶらり歩きも、ここらあたりで一段落しようと思うのだが、龍馬さんの人物像を独断と偏見で語ることにより、龍馬伝紀行ひとまず、於えることにしようと思うのである。龍馬さんは何をしても、どんなことをしても嫌われることは ...

慶応3年(1867)11月15日、河原町醤油商の近江屋で暗殺された、龍馬と慎太郎はこの霊山の地に並んで葬られている。霊山の地では誰もがこの墓石を目当てに、足を運ぶ。特に命日である11月15日には龍馬祭が行なわれ、多くの人達が墓前に集り手を合わす。向かって ...

東山の維新の道から二年坂に50m程歩くと、左に折れる小さな坂道がある。この坂道は正法寺と霊明神社への参道となっているのだが、龍馬らの棺がこの坂道を通ったことから「龍馬坂」と呼ばれている。龍馬が暗殺された3日後の、慶応3年11月17日に、中岡慎太郎,下僕の籐 ...

峯吉と岡本健三郎が近江屋を出てすぐに、階下で案内を乞う者がいた。下僕の相撲取りの雲井龍こと藤吉が応対に出ると、自分は十津川郷士だとの名札を示し、龍馬に取り次ぎを頼む。藤吉がそれを持ち二階に取り次いだ後、階段を下りるのを待って暗殺者は藤吉を一刀両断に斬って ...

近江屋跡にある駒札には、この地は、慶応3年(1867)11月15日、維新の功労者である土佐藩海援隊長の坂本龍馬(1835~1867)が盟友である陸援隊長の中岡慎太郎(1838~1867)とともに刺客に暗殺された近江屋(醤油商)があった所である。龍馬は、海 ...

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