坂本龍馬は、天保6年(1836)11月15日に土佐藩郷士・坂本家に、父「八平」、母「幸」の間に、五人兄姉の末っ子として生まれている。坂本家の屋敷は、土佐国土佐郡上街本町筋一丁目で、現在の高知市上町一丁目の地である。高知駅からは、とさでん交通の「高知駅前」 ...
2019年06月
才谷屋跡/龍馬伝紀行
高知駅からとさでん交通の路面電車に乗り「はりまや橋」で乗り換えて「上町二丁目」で降り南に入ると龍馬の本家「才谷屋跡」があった所である。才谷屋は、坂本家の本家筋にあたり、寛文6年(1666)に長岡郡才谷から高知城下に移り、本丁筋三丁目で酒屋・質屋を始め。藩 ...
日曜市/龍馬伝紀行
余談だが、高知には曜日に応じて市(いち)が立っている。上町5・5丁目で火曜市、百石町3丁目で水曜市、本町県庁前で木曜市、愛宕町1丁目で金曜市がそれぞれ規模は小さいながらも、地元住民の生活に欠かせない市場となっている。そのなかで有名なのが、追手筋の日曜市で ...
土佐藩の身分制度/龍馬伝紀行
藩政時代の城下町はお城を中心とし、南の鏡川と北の江ノ口川の間、東は堀詰、西は枡形までの間が、いわゆる郭中として武家(上士)の住む区域であった郭中の西側は武家の奉公人が多く住み、町名に北奉公人町・南奉公人町などの名が残る。東側のはりまや橋界隈は、移住者が多 ...
半夏生の咲く「両足院」
夏至の22日、東山区の建仁寺塔頭・両足院で半夏生が見頃となっている。両足院は、龍山徳見(りゅうざんとっけん:1284~1358年)が開山をし、入寂の後に、法嗣(ほうし:師匠の教えを受継いだ人)の文林寿郁(ぶんりんじゅいく)が両足院を創建する。両足院は、室 ...