2018年10月

京都の中心は何処かと聞かれてすぐに、六角堂の「へそ石」が思い浮かぶ人は、よほどの京都通だと言える。 六角堂は用明天皇2年(587)に、聖徳太子が創建したと伝えられ、今にその面影を残すのだが。 桓武天皇が延暦14年(794)に平安京を造営した時に、 ...

六角堂を出て、六角通を挟んだ斜め向いの飛地にあるのが、六角堂の「鐘楼堂」 この鐘楼は、堀尾吉晴の子、忠氏の寄進になるものであり、一向一揆や加茂川の洪水、大火などの際にこの鐘を鳴らして知らせたという。 しかし、この鐘は天明の大火で焼失し (天明8 ...

六角堂の境内には色々なお地蔵さんが住んでいる。これらのお地蔵さんを少し紹介してみようと思う。 一言願い地蔵 『このお地蔵さまは、少し首を傾けられた姿をされていますが、これは悩んでいらっしゃるわけではなく、 お参りに来られた方の願いを叶えてあげよう ...

烏丸通六角東入ルにあるのが、「紫雲山頂法寺」、通称「六角堂」という。 西国三十三所第十八番札所で、洛陽七観音の一つである。本尊は金銅如意輪観音像を祀る。 現在の本堂は明治10年(1877)の再建になるものである。 本堂の前には、京の中心だったこ ...

お寺といえば「狛犬」が社を守るのが定番なのだが、大豊神社には「狛犬」ならぬ、ネズミやサル、トンビが鎮座する珍しい神社なのである。 ネズミは本殿の横にある大国社の「狛鼠」で、 向かって左のネズミは雌で、豊かさや薬効の象徴である「水玉」を抱え、右 ...

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