2018年10月

松原通を鴨川に架かる松原橋を南に渡り、東山に向かって歩くと、冥府の辻である「六道の辻」となる。 ここが鳥辺野の入口で、今世と来世の迷い道である。 六道の辻から松原通を東に、迎え鐘で有名な「六道珍皇寺」がある。 六道珍皇寺は平安期の延暦年間(78 ...

西ノ京円町から、西大路通を北に・・・ 一つ目の通りを東に入ると「紙屋川」が流れる。その紙屋川に沿って北に・・・ 下立売通に架かる新下立売橋のそばに「法輪寺」がある。 門前の右に「三国随一起上がり だるまでら 法輪寺」と刻まれた石碑が建つ。 達 ...

東山の高台寺の南隣に、巨大な観音像が見える。京の町には不釣合いのようにもみえるのだが、昭和30年(1955)6月8日に開眼している。 秋田県出身の実業家が第2次世界大戦の戦没者の冥福を祈るために造られた、コンクリートの観音像である。宗派に関係な ...

恵美須神社の鳥居は石で出来ている。その石は白川石で、この石を使っている鳥居は国内でも、ここと八坂神社のみである。 大和大路通に面して一の鳥居が立ち、その少し奥に二の鳥居が立っている。 普通、鳥居の懸額には神社の名前が書かれているのだが、懸額に代わ ...

宮川町の石畳の小路から大和大路通に出て北に歩くと、建仁寺創建の鎮守社として建てられたのが「恵美須神社」である。 建仁2年(1202)に建仁寺の創建とともに建てられたのが、恵美須神社である。 栄西禅師が宋よりの帰り、舟の舳先に立ち航海の安全を守って ...

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