では鵺とはいったいどんな怪鳥なのであろうか。産経新聞の凡語に鵺の事が書かれていたので、それを参照すると・・・ 『正体のはっきりしない、とらえどころのない人のことをヌエ的人物と呼ぶことがある。 陰の権力者、黒幕、巨魁に近い。昭和の時代には何人か思い ...
2017年12月
鵺池碑(竹屋町通・美福通・郁芳通)-千年の都に潜む謎-
鵺池とされる池に、元禄13年(1700)に建てられた石碑は、碑文は永年の風雨に晒されて摩耗し、 僅かに「鵺池碑」の三文字が認められるだけとなり、ために昭和11年(1936)に、二条公園の北、鵺大明神社内に石碑が復元されている。 その碑文には、 ...
鵺池伝説(竹屋町通・美福通・郁芳通)-千年の都に潜む謎-
二条通での謎といえば、何といっても「鵺」である。「鵺」にまつわる話は色々あるのだが・・・ 二条通から堀川通りを北に、二条城の北にある竹屋通西に歩くと、北側に「二条公園」がある。 この辺りが、平安京を震撼させた妖怪「鵺」が退治された所だと云われ、 ...
神泉苑での法力対決(御池通)-千年の都に潜む謎-
神泉苑は、日照りが続き旱魃(かんばつ)の兆しがみえると、雨乞いの儀式が行われた所でもある。 神泉苑での雨乞いの歴史の中で、天長元年(824)東寺の空海と西寺の守敏(しゅびん)とが、 旱魃に苦しむ民を救えと、淳和天皇の勅命により、神泉苑の法成就池で ...
神泉苑(御池通)-千年の都に潜む謎-
京都駅から、市バスの9または50系統に乗り、「堀川御池」で降り、西に5分ほど歩くと神泉苑がある。 ここで東寺の空海と西寺の守敏による法力対決の舞台となり、空海が奇跡を起こすのだが・・・ 神泉苑は、平安京を造るときに二条大路を挟んで、大内裏の東南に ...