2016年01月

中門へと向かう参道の左側にあるのが「祖師堂」である。 祖師堂は、 『慶長10年(1605)9月、座主義演准后(ぎえんじゅごう)により建立されたもので、 真言宗を開いた弘法大師・空海と、その孫弟子で、醍醐寺を開創した理源大師・聖宝とが祀られている。 ...

不動堂の横には、法華三昧耶堂の跡地に、醍醐寺で得度した真如苑の開祖、伊藤真乗を荘厳するために、平成5年(1997)に建立された、真如三昧耶堂(しんにょさんまやどう)がある。 この堂は、醍醐寺で苦行を乗り越え、真言の教えを修めた伊藤真乗が真言宗は密教な ...

五重塔から北、金堂の東にあるのが不動堂である。 不動堂には明王が安置されており、「不動明王」「大威徳明王」「軍荼利明王」「降三世明王」「金剛夜叉明王」の五体が祀られている。 堂前の護摩道場では、柴燈護摩が焚かれ、世界平和など様々な祈願が行われている ...

京都で五重塔といえば、まず思い浮かぶのが、東寺の五重塔であり、八坂の塔といわれる東山にある五重塔なのだが、醍醐寺にも五重塔があり、この塔が京都で現存する最も古い五重塔なのである。 この五重塔は、醍醐天皇の第一皇子である朱雀天皇がその菩提を弔うために、 ...

金堂の南には清瀧宮の拝殿が、その西側に本殿がある。 清瀧宮は醍醐寺の守護女神である、清瀧権現を祀る鎮守社である。 『永長2年(1097)に、最初に建立された上醍醐より分身を移し祀った。 その後、この社殿の前で清瀧会(桜会)が行われるようになったが ...

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