2015年09月

京阪中書島から北に、もと遊郭があった南新地の中を抜け、宇治川派流に出ると、そこに「長建寺」がある。 長健寺は、京都市内で唯一の八臂(はっぴ)弁財天(八本の腕を備えた弁財天像、鎌倉時代後期作)を本尊とする。 元禄12年(1699)、ときの伏見奉行であ ...

京阪中書島の駅前に一つの駒札が建っていた。それによると、ここが日本最初の市電が通った所で、油掛町だったのを延伸して、この中書島が終点となったという。 駒札によれば、 『我が国最古の電車路線であった伏見線(塩小路高倉~中書島間)7.1 ...

中書島は京阪電車の中書島駅を中心とした地域であり、四方を川(南に宇治川、三方は豪川)に囲まれた島だったのである。 昔の伏見一帯は湿地帯であったのだが、豊臣秀吉が伏見城を建て辺りを整備したことにより、発展をする。 豊臣政権が崩壊し ...

宇治川の堤を歩いている時に、その先に見えたのが、近鉄京都線の宇治川に架かる鉄橋であった。 この鉄橋は、奈良電気鉄道が宇治川を越えるために架設したもので、その形式はトラス橋 (三角形の部材をつなぎ合わせて造られたもので、二つの橋脚で支える「単純トラス ...

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