2015年09月

鳥羽伏見の戦いでの生き証人がもう一つ残っている。 伏見区京町3丁目、京阪本線「伏見桃山」から徒歩1分、また近鉄京都線「桃山御陵前」から歩いて2分の所にある、京料理を提供する「魚三楼」である。 魚三楼の京町辺りもまた、薩長軍と新選組との戦いがあった所 ...

呉竹地蔵から南浜通を東に、京阪電車の本線を越えて左に歩いてゆくと、桃陵団地があり、その一角に建つのが「常盤御前就捕処碑」である。 今回伏見を歩いたのは実は、この常盤御前が捕えられた地を見ようと思ったからである。 少し前に京都市北区の牛若の地に、牛若 ...

伏見松林院陵から南に、南浜通を東に歩き両替町一丁目にあるのが「呉竹地蔵」である。 呉竹地蔵は、柿ノ木腹帯地蔵とも呼ばれ、聖徳太子が伏見の里を通った時に、御霊光を見て柿ノ木から彫ったといい、安産祈願に御利益があるという。 由緒書きによれば、 『両替 ...

松林院の一筋東の新町通には、伏見宮貞成親王(ふしみのみや さだふさ しんのう)を葬った「伏見松林院陵」がある。 伏見宮貞成親王は、室町時代の皇族で伏見宮家3代目の当主である。 小さい頃から今出川家で育てられ、40才のときに実家の伏見宮家戻るのだが、 ...

月桂冠大倉記念館の斜め前には、後崇光太上天皇(伏見宮貞成親王)にゆかりの「松林院」がある。 松林院は、浄土宗鎮西派で、本尊は後崇光太上天皇の念持仏・阿弥陀如来像が祀られる。 この辺りは、後宇多天皇が造営したという舟戸御所があり、宇治川に舟を浮かべて ...

↑このページのトップヘ