南禅寺の塔頭を少し紹介してみよう。疏水の水路閣をくぐり、アーチに沿って東に歩くと、南禅寺で最も東にあるのが「最勝院」である。 参道に建つ説明板によれば、 『此処より奥駒ヶ滝最勝院一帯の山峡は古く鎌倉時代より「神仙佳境」と呼ばれ、最勝院駒道智大僧正の ...
2015年07月
南禅寺
南禅寺は、正応4年(1291)に亀山上皇が離宮を禅刹に改めたもので、京都五山の最高位の寺である。 境内には、勅使門、三門、法堂、方丈が東西に一直線に並び禅宗別格の風格を漂わせている。 南禅寺は、今を去ること700有余年前に、亀山天皇がここに離宮を造 ...
南禅寺「三門」
南禅寺の三門にたどり着いた。かの石川五右衛門がその楼閣に登り京の町を眺めて、絶景かな、絶景かなと言ったとか言わないとか・・・という南禅寺の三門である。 三門は、寛永5年(1628)に藤堂高虎が建てた禅宗式大楼門で、また天下竜門ともいう。駒札には、 ...
この門を入れば・・・
三条通からインクライン下の「ねじりまんぽ」を抜け、金地院の前を過ぎると「南禅寺」である。 8年前にも南禅寺を訪ねているのだが、その頃はそんなに人も多くなく、ゆっくりと見ることが出来たのだが、 今回は南禅寺の門をくぐる前に観光バスが数台停まっていて大勢 ...
金地院
三条通から、インクラインの下の「ねじりまんぽ」をくぐると、南禅寺の塔頭である「金地院」がある。 金地院は、明智光秀が生き残って以心数伝となって、徳川家康に取入って「黒衣の宰相」となって、徳川家を裏で動かしたという人物が住んだ寺として知られている。 ...