勢至堂の横をさらに奥へと歩くと、一際目立つ大きな石塔がある。これが千姫の墓だという供養塔である。 千姫とは、徳川二代将軍秀忠と継室の江との間に産まれた子供で、母の江のように数奇な定めを生きた女性である。 千姫を語る前に、その母・江について調べてみよ ...
2015年06月
知恩院「勢至堂」
御廟の一段下には、法然上人終焉の大谷庵室の跡に建てられた「勢至堂」がある。 説明板によれば、 『元祖法然上人終焉の地、大谷浄室の旧扯で、本地堂知恩教院とも呼ぶ。 桁行21メートル、梁行20メートルの、七間四面単層入母屋造本瓦葺、享禄3年(1530)の ...
円光大師本廟
御影堂が平成の大修理を行っていたことから御影堂の拝観が出来ず、普段はそこまでは行かない円光大師(法然上人)の御廟に参ることにした。 御影堂の横を通り「円光大師本廟路」の石碑が建つ石段を・・・ 最近は石段を登るのにつらいものがあり、手摺のある石段 ...
知恩院「大鐘楼」と「経堂」
宝佛殿の横を通って坂道を登ると、そこにはNHKの年末の番組である「行く年来る年」で映し出される知恩院の「大鐘楼」がある。 またそこを降りて、奥の院へと向かう所にあるのが「経蔵」である。 大鐘楼 大晦日になると、必ずといっていい程に出てくるのが、この ...
知恩院「納骨堂」と「宝佛殿」
御影堂の南には二つの納骨堂がある。 納骨堂 一つは小さな池に架かる石橋を渡り、小高い丘の上にある「納骨堂」。 昭和5年(1930)に造立されたもので、堂内に阿弥陀三尊像・二十五菩薩が安置され、地下に御遺骨が奉安されている。 宝佛殿 もう一つは御影 ...