2015年05月

四条河原町から四条大橋へと向かう途中、橋のたもと、三条通から一筋下がった所から四条通まで、鴨川と木屋町通の間を南北に通る狭い路が「先斗町」である。 四条通の入口に掛る駒札によれば、 『この地はもと鴨川の州であったが寛文10年(1670)に護岸工事の ...

久し振りに京の桜を見に行こうと思い、さて何処にと考えたのだが、「京都上る下る/遊歩人の路地裏歩き」のHPでも何故か取り上げていない、 「知恩院」「南禅寺」「今戒光明時」を、この際だから再び訪ねてみよう(この三寺は以前にも訪ねているのだが)と思いたち、出 ...

相国寺の搭頭である瑞春院。その昔、水上勉が10才の頃に若狭から出て修行をした寺で、あまりの辛さに逃げ出してしまったというお寺である。 水上勉さんの直木賞受賞作「雁の寺」のモデルともされ、氏の修行をしたことにもちなんで瑞春院を雁の寺と呼ぶようになった。 ...

相国寺のなかに美術館がある。その名を「承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)」という。 相国寺が創建されてから600年の記念行事の一環として、昭和59年(1984)に開館して美術館である。 相国寺の塔頭である、鹿苑寺(金閣)や慈照寺(銀閣)が所 ...

相国寺の法堂の初建は明徳2年(1391)になり「雷音堂」と称せられる。 その後、数々の焼失の後に、徳川家康が豊臣の財力を減らそうと豊臣秀頼に寄進をさせ、 慶長10年(1605)に再建されたもので、法堂の建物としては日本最古のものとされている。 現 ...

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