出雲寺から寺町通に戻り、長休寺を過ぎると四つ角の辻に「御霊神社」との石碑が建っている。 この石碑を見て左に道をとると上御霊神社となるのだが、ここで左に曲がったという記憶が後に禍根を残すのだが、その話は後ほどに・・・ 上御霊神社は、その昔に訪ねてい ...
2015年04月
出雲寺
大歓喜寺の一筋北の路地を入ると、門前に「厄除阿弥陀如来 念仏寺」と刻まれた石柱が建つ、出雲寺がある。 出雲寺は石柱にもあるように、元は念仏寺という名の寺院であった。 出雲寺と名を改めたのは、明治維新の廃仏毀釈によって、上御霊神社から旧出雲寺にあった ...
大歓喜寺
加茂街道から鶴山児童公園に戻り、再び寺町通を北に歩くと、錠前の掛かった古い木の門がある。 この門の奥には、大聖寺歴代の尼門跡の墓があり、宮内庁の管理となっている。その昔に、ここを管理したのが門の左奥にある、大歓喜寺だったのである。 ここは一見しただ ...
加茂街道
末菊大神からお土居を越えて、賀茂川べりへと出る。その賀茂川の右岸(西)を通る道が「加茂街道」である。 加茂街道は賀茂川(賀茂川は、その下流で東から流れてきた、高野川と合流し、鴨川となって京都市内を南に流れ、伏見区で桂川に流れ込み、 その後、木津川、 ...
末菊大神
寺町通の光明寺から、鶴山児童公園で一休みをし、賀茂川へと出る途中にあったのが「末菊大神」の祠である。 末菊大神が何時、どの様な由来で出来たのかは、よく分からないのだが、社の扁額には「瘡神 末菊大神」と書かれている。 瘡神(くさがみ)とは疱瘡(天然痘 ...