2013年12月

「広沢池」は嵯峨野の北にあり、周囲1,3Kmの池で、奈良公園の「猿沢池」と宇佐神宮の「初沢池」とともに、日本三沢の一つである。 広沢池は嵯峨野の北にある洛西第一の大池で、平安時代中期の永祚元年(989)に、 宇多天皇の孫、寛朝僧正が遍照寺建立ととも ...

広沢池では師走の行事として「鯉揚げ」なるものが行われる。 二十四節気の一つ「大雪」の12月7日に、広沢池で一年間この池で養殖された鯉を収穫する「鯉揚げ」が行われた。 毎年4月に15センチほどの稚魚を広沢池に放流し、12月には40センチほどに育った ...

少し前の平成20年2月1日は、源氏物語が世に知られてから千年目という節目の年であった。 それに合せて「源氏物語」ゆかりの地に説明板が設置をされた。 説明板は架空の場所は避け、史実に基づいた40箇所に設けられた。 京での「源氏物語」の大部分は平安京 ...

児神社で府道を横切る小学生の一行を見ながら、ふと目に付いたのが遍照寺への案内板。 遍照寺なる寺院がどんな寺かも分からずに、あまり遠くもなく、ここに行っても待ち合わせの時間までには帰れるだろうと、足を向けてみた。 こんな所にぽつんとある寺なので、小さ ...

広沢池の南西のほとり、府道29号線に面してあるのが「児神社」。児と書いて「ちご」と読む。 児神社の由来は、駒札によれば、 『児神社は創立年月不詳、祭神は寛朝大僧正の侍児である。 寛朝大僧正は、成田山新勝寺を開創、後にこの嵯峨広沢の地に遍照寺を ...

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