鳴滝には、日本のハリウッドといわれた太秦から近いこともあり、多くの映画関係者が住んでいた。 鳴滝の駅を西に、この小さな路地を抜けた先に、八尋不二(やひろふじ)の住まいがあったようである。 八尋不二は日本映画の脚本家で、サイレント映画の末期から日本 ...
2013年08月
嵐電「北野線」
四条大宮から、嵐電本線を「帷子ノ辻」まで乗り、そこで北野線に乗り換える。そこから北野白梅町までの3.8Kmの路線を北野線という。 北野線は、帷子ノ辻から右京区を通り、北区の北野白梅町までを走る京福電鉄の路線である。 四条大宮から嵐山へと向う本線はよ ...
暲子内親王の陵墓
鳴滝の駅を東に降りると、鳥羽天皇の皇女である暲子(しょうし)内親王墓がある。 暲子内親王の墓派道路から細長い参道を奥に入った所にある。一見するとこの奥に宮内庁が管轄する皇族の陵墓があろうとは、想像だに出来ないのである。 暲子内親王は、平安末期から ...
鳴滝の駅から
嵐電北野線の鳴滝に降りてみる。今は静かな住宅街となっているのだが、その昔、太秦が日本のハリウッドだと言われていた頃に、この鳴滝は映画に関係する人たちが多く住んでいた所でもある。 今回は、この鳴滝から鳴滝の語源となった所を廻り、福王子のバス停までを歩いて ...
京阪とJR
近鉄小倉の駅から始めた太閤堤跡のぶらり歩きも、その跡を標した石碑を見、さて京都駅にはどちらで帰ろうかと考えた。 京阪宇治駅は目と鼻の先、ホームに電車が停まっているのが見えるのだが、京都駅に行くには少し便利が悪い。 まず宇治線で、「宇治」から「中書島 ...