2013年01月

然林房の前から紙屋川に下る道がこれまた凄いのである。 鷹峯三山を左に見ながらこの坂を下るのだが、その勾配は21%という急坂である。それが途中でカーブしておりその先が見えない。天気の日にはなんとか歩いて降りられるが、雨が降った時などはよほど注意し ...

光悦寺から然林房の前に出る。前にこの鷹ケ峰を訪ねたのは、今から随分と昔、記憶が遠くの彼方に霞んでいるのだが・・・ 若い頃に会社の職場で、光悦寺の紅葉を見てから、然林房だったのかそれとも何処かの宿坊だったのか、昼に弁当を食べたという薄い記憶が残っている ...

光悦寺からは西南の方角に、鷹峯三山が眺まれる。 鷹ケ峰の地は、金閣のある衣笠の山々が北に伸びて北山と接する辺りで、京七口の一つ長坂口から丹波・若狭へと続く鯖街道の入口にあたる所である。 その昔はお土居の外いわゆる洛外の地で、野党、追剥の出没する土地 ...

京都市バスの一日乗車券を使い、京都の路地歩きを綴ったものです。京都では御所を中心に、南北の通りを、北に行くことを「上ル」、南に行くことを「下ル」と云い、東西の通りを、東に行くのを「東入ル」、西に行くことを「西入ル」と云います。四季折々に変化する「京都の町 ...

光悦寺には七つの茶席があるのだが、そのうちの一つ「大虚庵」は、光悦翁終焉の場所といわれる。 大虚庵は光悦翁の没後、廃滅したが大正4年(1915)に再興をされる。 大虚庵は、切妻造杮葺で前面に附廂があり、入口にはには板戸二本引きの、にじり口、内部は五 ...

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