祇園と聞いて思い浮かぶのは、「巽橋」と「辰巳大明神」である。それほどに、祇園いや京都でもメジャーなスポットが、切り通しに架かる「巽橋」なのである。 「巽橋」、白川に架かる橋のなかで、この橋を知らない人がいない程に、祇園といえば「巽橋」と言われるほど ...
2011年06月
かにかくに碑
横を白川が流れる白川南通には、祇園をこよなく愛した、大正・昭和の歌人である吉井勇の「かにかくに」の歌碑が建っている。 吉井勇は明治19年(1886)に東京で生まれた歌人で、祇園をこよなく愛し、この歌碑が建っている辺りにあった茶屋「大友」でよく遊んだ ...
祇園の白川南通
祇園は四条通を挟んで北と南でその雰囲気を変えるのだが、今回は四条通より北、白川の流れる祇園を歩く。 祇園のもう一つの顔が、春は桜、夏は青葉、秋は紅葉、冬は雪と四季折々に姿を変える「白川南通」 その横を白川が「枕の下を水の流るる」の如く流れていく。 ...
縄手通に架かる「大和橋」
白川が鴨川に注ぎ込む川端通から東に少し、白川の最も下流の縄手通に架かるのが「大和橋」である。 東京の赤坂芸者、九州の博多芸者と並び、京都祇園の舞妓さん。 祇園はもともと八坂神社や清水寺詣での人の為の茶店が発展をし、江戸時代には京都でも屈指の花街と ...
祇園白川
東山北部の如意ケ岳に端を発する白川は、岡崎の地で琵琶湖疏水と合流し、さらに祇園を通り、鴨川に注ぎこんでいる。 白川の最下流は、祇園の町中を流れ川端通の下を暗渠となって鴨川に注ぎこんでいる。 四条大橋から北に3分ほど歩いたところである。 ...