2011年04月

「五番町夕霧楼」は勿論、水上勉氏による小説なのだが、昭和25年(1950)7月2日に起きた、 金閣寺の放火事件を絡め、夕霧楼の遊女である片桐夕子と放火犯の櫟田(くぬぎだ)正順の悲恋を描いたものである。 実際の放火犯は、林承賢という21才の学僧であり、 ...

千本中立売から南に一つ目の信号を東に入ると、五番町の遊郭があった辺りである。 千本通から東に入ると、車のすれ違いも大変な細い路地となる。 その五番町の一角にあるのが、千本日活という映画館である。 この場所は、五番町の遊郭の中にあった「検番」 ...

水上勉さんが描いた「五番町夕霧楼」という小説がある。 京都の五番町にある夕霧楼という遊郭に、京の北にある与謝から売られてきた片桐夕子という娘と、 金閣寺(この小説では鳳閣寺となっている)に放火した、鹿園寺徒弟、櫟田(くぬぎだ)正順という学僧が絡んで話 ...

普段は阪急電車には乗ることがなく、数ケ月振りに濃茶カラーの阪急電車に乗った。 阪急電車には乗るとしても、京都河原町から大阪梅田までの特急に乗ることが多く、途中の駅はあまり記憶に残らないのだが、この「桂」の駅には特急が停車する。 阪急嵐山線の「 ...

阪急電車「上桂」の駅である。 今回は、阪急「松尾」の駅から松尾山の山麓を歩いて、ここ「上桂」の駅までを歩いてきたのだが、 阪急嵐山線は、阪急京都線の「桂」から、ここ「上桂」を経て「松雄」「嵐山」へと続く、4.1Kmの短い路線である。 左側が ...

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