松尾大社で4月に行われる「松尾祭」は、洛西第一の祭で平安の古より続いている。 松尾七社の神輿(六つの神輿と唐櫃)が順次松尾大社を出て七条通の桂橋の上流で船をととのえ神輿渡御があるのだが、このときに使うのが「駕輿丁船」である。 『平安時代の貞観年中 ...
2011年03月
鳥居の原形、脇勧請
松尾大社「二の鳥居」の上部の注連縄に、榊の小枝を束ねたものが数多く垂れ下がっている。 これは「脇勧請」と呼ばれるもので、この形は、鳥居の原始形式を示すもので、 榊の束は平年で12本、閏年は13本吊り下げる慣わしとなっていて、月々の農作物の出来ぐあい ...
薦被りが奉納される、松尾大社
四条通は、京都の市街を東西に走る通りで、東の突当たりが、祇園にある『八坂神社』、西の突当たりが、ここ嵐山の『松尾大社』である。 『松尾大社』は、「まつお」ではなく「まつのお たいしゃ」と読む。 四条通も松尾橋を越え、阪急嵐山線の「松尾」の踏切を ...
阪急嵐山線、松尾駅
松尾橋から西を眺めると、松尾大社の高さが14mもある赤い大鳥居が目に入る。その前にあるのが、阪急電車。嵐山線の「松尾」駅である。 松尾橋から阪急電車の踏切を渡ると、左側に「松尾」駅が見える。この駅は、松尾橋の西詰め、松尾大社前の交差点角にあり、改 ...
桂川に架かる、松尾橋
28系統のバスは、四条通を走り、桂川に架かる「松尾橋」を渡り、桂川の右岸を通り、再び桂川を「渡月橋」で越え嵐山へと進む。 久し振りに桂川を渡る。京都市内を流れる鴨川を渡ることはあっても、なかなか桂川を渡ることは少ないのである。 桂川のすぐ上流 ...