2011年03月

最福寺の跡「谷ケ堂」から、車の通れない小さい道を西南に歩くと、急に目の前が開け左に茶店があり、ちょうど昼どきということもあり、綺麗なお姉さんが店前で案内をしていた。 その前に長い階段があり、この階段を登ると鈴虫寺として有名な、華厳寺がある。この地も ...

松尾大社から月読神社を訪ね、そこから鈴虫寺へと向う途中にあるのが、延朗上人ゆかりの地である、谷ケ堂の最福寺跡がある。 この最福寺は、延朗上人によって開山された寺であり、今では、この小さなお堂しか残っていないのだが、 その昔は松尾大社と並び、洛西を ...

また月読神社には「解穢の水」と呼ばれる名水がある。 解穢と書いて(かいわい)と読むようである。 穢は(けがれ)を意味するものであり、解穢とは、穢れを解かすということから、この水は世俗の垢を流し、自己の内にある穢れを除いてくれるのだと云う。 ...

月読神社にも安産祈願の石がある。ここに来る少し前に訪ねた、梅宮大社には『またげ石』という神石があり、 この石をまたぐと子宝が授かるというもので、嵯峨天皇の皇后である、壇林皇后が仁明天皇を授かったものである。 月読神社にある『月延石』は、神功皇后が ...

月読神社には境内末社の聖徳太子社と願掛け陰陽石がある。 聖徳太子社は、月読尊を崇敬した聖徳太子を祀る小さな神社であり、その云われから学問の神として崇められている。 聖徳太子が崇敬したと言われる「月読尊」とは、 伊邪那伎命(いざなぎのみこと)の右 ...

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