妙心寺の塔頭巡りもあますところ、あと2ケ所。これせ46寺院総てをまわったわけではないのだが、この2寺院をみて妙心寺を後にしよう。 『大法院(だいほういん)』 大法院は、戦国時代に豊臣方として戦った真田幸村の兄で、松代藩主の真田信之の菩提寺であ ...
2010年08月
妙心寺の塔頭-その4
妙心寺の塔頭訪問は今回、北門を入った右(西)にある寺院を訪ねてみる。 『天球院(てんきゅういん)』 臨済宗妙心寺派に属する禅寺である。当院は、岡山藩主池田光政(みつまさ)兄弟が、大伯母天久院(てんきゅういん)のために、寛永8年(1631)から ...
妙心寺の塔頭ーその3
さらに妙心寺の塔頭をめぐる。 『大心院(だいしんいん)』 大心院は、妙心寺の大方丈の東側にあり、一般公開されている寺院である。 大心院は、室町時代の明応元年(1492)に、細川政元が景堂和尚を開祖として、大心院町にあった私邸を寺に改め開山し ...
妙心寺の塔頭ーその2
さらにその東側には、 『桂春院(けいしゅんいん)』 慶長3年(1558)に美濃の豪族石河壹岐守貞政(いしこいきのかみさだまさ)が桂南和尚(けいなんおしょう)を請じて創建した妙心寺の塔頭の一つで、東海派に属している。 庭園は方丈の南、東及び前庭 ...
妙心寺の塔頭ーその1
妙心寺には40余の塔頭がある。その殆んどは非公開の寺院であり、桂春院、大心院、退蔵院のみが一般公開されている。 その全部は紹介出来ないが、いくつかの塔頭には著名な人の墓所もあり、そんな寺院を主として廻ってみよう。まずは北門を入った東側にある寺院から訪ね ...