疎水を離れて霊鑑寺へと向かうのだが、その霊鑑寺の横の路に建つのが「比奥俊寛山荘地」という石碑である。 寺ノ前橋を渡り東山の麓に分け入ると、すぐに霊鑑寺が見えてくるのだが、その南側の道路脇に建つ石碑が、俊寛の山荘跡を知らせる石碑である。写真では ...
2010年01月
哲学の道を寺ノ前橋まで
哲学の道を大豊橋から寺ノ前橋までを歩く。 大豊神社の御旅所を過ぎて、疎水のほとりを、さらに北へと歩く。 疎水べりの桜はまだまだ冬の姿であるが、春になりこの木々が花を付ける頃には、その景色が一変し、この道を歩く人で溢れかえるのである。 哲 ...
大豊神社の狛鼠
哲学の道を大豊橋まで来ると、そこに大豊神社がある。 鹿ケ谷通にある「哲学の道」への道標と「名木大豊神社駒返しの槙跡」よ刻まれた石碑。 駒返しの槙とはどういう意味だろうかと考えたが、ここに槙の名木があって、この木を通り過ぎたが、あまりに見事さに馬を ...
哲学の道を大豊橋まで
哲学の道には、また皇族の陵墓も多く残る。 この下には、その昔、栗塚旭(昭和40年代のテレビ時代劇の俳優。土方歳三は当り役)さんの「若王子」という喫茶店があった。 昭子内親王の陵墓である。昭子内親王は江戸時代初期の寛永2年(1625)に、後水尾天 ...
哲学の道へ
さて、いよいよ哲学の道を歩き始めることにしよう。京では唯一、北流する川である「琵琶湖疎水」の分線に沿って銀閣寺までを歩く。 こに時季は桜も紅葉もなく冬枯れの疎水分線なのだが、人影も少なく哲学の道というに相応しい季節なのである。 若王子橋から北に、 ...