2009年10月

『旅のノートに恋の文字 どれも私によく似てる』 と歌われた、直指庵の「想い出草」と名づけられたノート。 そこには、 『そっとその意地を私の心(ノート)にすててください。苦しむあなたをみているのがつらいのです』 と書かれている。 直指庵を訪れる ...

『窓近き 竹の林は 朝夕に  心をみがく種とこそなれ』 津崎村岡 直指庵には、勤皇の女傑といわれる村岡局の墓がある。墓碑には自筆で「津崎氏村岡矩子之墓」と刻まれている。 嵐山・嵯峨野には村岡局に関わるものが三つあり、これを紹介する。 一つ目は、 ...

直指庵には、二河白道の庭というものがある。 『黒雲のごとくの憑痴の心、燃えさかる火の河のような腹立ちの心、波浪うず巻く水の河のごとくの欲の心といった三毒煩悩があるがゆえに迷い苦しみの人生を送っている私達ですが、 お釈迦さまが勧めて下さるお念佛の信 ...

直指庵の庭には、モリアオガエルが棲む池がある。 初夏から夏にかけて池の周囲の樹木に、泡状の卵を産み付ける。別名、延命小袋といい、一見すると寿命が延びると云われる。                          出展:【モリアオガエルの駒札】より ...

『京都嵯峨野の直指庵 旅のノートに恋の文字 どれも私に よく似てる』 嵯峨野の最も北にある、直指庵である。 直指庵の本堂は、津崎村岡局の姪、寿仙尼が明治12年(1879)の上京中に賊に焼かれ、その後、明治32年(1899)に成節尼によって再建され ...

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