2009年07月

上賀茂神社は下鴨神社からさらに賀茂川を西北に約3Kmさかのぼった御園橋から、約100mで上賀茂神社の一の鳥居が見えてくる。 一の鳥居、二の鳥居とくぐり、本殿の庭に入る前に、上賀茂神社といえば、よくこの景色で代表される、玉橋と楼門がある。 上賀茂神 ...

二の鳥居をくぐり、ほぼ正面にあるのが「細殿」である。その前に円錐の形をした二つの砂がある。これを「立砂」と云う。 立砂は、また盛砂とも呼ばれ「たつ」は神様のご出現に由来した言葉で、神代の昔、上賀茂神社の御祭神「賀茂別雷神」が降臨された神山(こうや ...

本殿に参る前に身を清めるのだが、この上賀茂神社の手水舎は神の水を汲み上げている。 この手水舎の水は「賀茂別雷大神」がご降臨された神山(こうやま)のくぐり水を汲み上げて使用しているという、由緒ある水である。 下鴨神社は、「玉依媛命」(たまよ ...

ならの小川を越えると、上賀茂神社である。上賀茂神社にも2棟の国宝と34の重要文化財があるので、まずは主な重要文化財を見てみよう。 ここの重要文化財も、その殆んどが寛永5年(1628)に造替されたものである。 『外幣殿』 一の鳥居をくぐると直ぐにあ ...

小倉百人一首で藤原家隆が、 『風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは       みそぎぞ 夏の しるしなりける』 と詠んだ、ならの小川である。 御手洗川と御物忌川とが合流した所が、ならの小川と呼ばれる。 その昔に藤原家隆が詠んだ歌は、夏越 ...

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