東福寺には多くの塔頭があり、その数25を数えるという。 北大門を入り、まずは退耕庵を見て臥雲橋までにある塔頭を順次見て行くことにしよう。 北大門から『退耕庵』を右に見て、その先を右に曲がる。 まず眼に入るのが『霊源院』 中に入ることは出来ない ...
2009年05月
退耕庵
仁王門の右斜めには、臨済宗東福寺の塔頭寺院である『退耕庵』がある。 貞和2年(1346)東福寺第43世住持、性海霊見により創建された。 その後、応仁の乱の災火により一時荒廃したが、慶長4年(1599)安国寺恵瓊によって再興された。 なお慶応4 ...
京都駅から東福寺へ
先日数十年振りに学校の友達と会った。頭は少し薄くはなっていたが、昔の面影はちゃんと残っていたし、京都駅新幹線の出口で直ぐに彼だと分かった。 同じ高知から彼は東京へ、自分は大阪へと出て随分と無沙汰をしていたのだが、高知からの帰りに京都で降りてくれ、数十年 ...
五条坂から京都駅へ
清水寺から五条坂を下って、東大路通と五条坂が交差する東山五条に出る。ここのバス停「五条坂」から京都駅に戻ることにした。 東山五条の交差点を撮った写真を探してみたが、見当たらない。 確か前に、この界隈を歩いた時に五条通から、五条坂や大谷本廟への坂 ...
安祥院(日限地蔵)
清水寺を辞し、茶わん坂(清水新道)から五条坂に出ると、日限地蔵尊の安祥院がある。 安祥院は、木食正禅上人が享保10年(1725)に、南区久世の地から現在の地に移転し再興したとされる。 五条坂に面した山門には、左に「梅田雲浜先生墓当院内」、右に「 ...