千本で水の交差点から、出水通を西に入ると、正式な寺名よりも通称で呼ばれ親しまれている通称寺が三つある。
まずは「ひょうたん寺」と呼ばれる「福勝寺」がある。

01福勝寺(1)mid
通称を「ひょうたん寺」という福勝寺は、通常は非公開の寺なのだが、節分の2月15日と、毎月、歓喜天の1日と16日には通用門を開いて、自由に参拝することが出来る。
福勝寺は、宝永の大火(1708年)に焼失し、その後この場所に、天皇の勅願寺として再建された。

02福勝寺(2)mid
「ひょうたん寺」と云われる由来は、寺に伝わる「ひょうたん」のお守りに因むという。
弘法大師が中国で学んだ、何でも思い通りになるという「如意宝珠」の玉を二つ重ねた姿が「ひょうたん」に似ているということから「ひょうたん寺」と云われるようになったとも、
また豊臣秀吉が出陣のたびに「ひょうたん」を奉納したといい、その「ひょうたん」で千成瓢箪の旗印を作り、天下取りを果たしたことから「ひょうたん寺」とも云われるようになったとも言う。

ひょうたん寺(福勝寺)
京都市上京区出水通千本西七番町323-1
京都駅から、
市バス「A3」乗り場の「206」系統で、「千本出水」下車、西へ徒歩2分