四条通から新京極通を北に、新京極通蛸薬師東入るに安養寺がある。
本尊阿弥陀如来の蓮華の台座が逆さになっていることから、倒蓮華寺(さかれんげじ)とも呼ばれる。

01安養寺(1)mid
安養寺は、浄土宗西山禅林寺派に属する寺、本尊は「阿弥陀如来立像」で、「洛陽六阿弥陀霊場・第五番札所」である。
本尊の阿弥陀如来の蓮華(はすの花)の台座(阿弥陀如来は蓮(はす)の花の上に立っている)が逆さになっている珍しい阿弥陀様である。
通常、蓮は上が広く下が狭いのだが、阿弥陀如来のお姿を見ると蓮華が逆さになっているのが良く判る。(お姿は撮影出来ないので、googleかYahooで検索してみて下さい)

02安養寺(2)mid
寺院の駒札によると
『浄土宗西山禅林寺派に属する寺である。
由緒はきわめて古く、寛仁2年(1018)恵心僧都が奈良県當麻に建てた蓮台院が当寺の起こりで、ついで恵心の妹安養尼が居住して安養寺と改名した。
天永年間(1110頃)隆暹(りゅうせん)が京都に移し、鎌倉時代に入って証仏(しょうぶつ)が大いに寺運をひろめた。
天正年間(1580頃)豊臣秀吉によってこの地に移された。
本尊は阿弥陀如来立像で、八枚の蓮華を逆さに置いた上に立っているのが特徴で、このことから倒蓮華寺と呼ばれる。
伝説によれば、本尊をつくる際、蓮座がどうしても壊れるので、蓮華を逆さにしたところ、無事完成した。
これは女人は業が深く、心の蓮華はさかさまとなっていて極楽往生できないので、これを救済するため、わざと蓮華を逆さにしたのだといわれる。
この本尊にまつわる伝説によって、昔から特に女性の信仰が深い。』
                     出典:【安養寺(倒蓮華寺)の駒札】より