清水寺の鎮守で、大己貴命(おおむちのみこと)を主神とし、縁結びの神として参詣者が多い「地主神社」 『地主神社は、清水八坂一帯の産土神で元は地主権現と呼ばれ、明治になって現在の名に改められた。 祭神として大国主命とその父母神、素戔嗚尊・櫛名田姫 ...
清水の舞台
清水寺といえば誰もがすぐに思い浮かべるのが、「清水の舞台」。 清水の舞台から飛び降りる気になってという台詞にもあるように、あまりにも有名な処で京を代表する観光名所である。 清水寺は延暦3年(784)に大和国高市郡の延鎮上人が木津川上流の観音堂を ...
ここからも京都タワーが
東山三十六峰、静かに眠る丑三つ時。俄かに起こる剣戟に響き……ではないのだが、清水さんの東山からは京都市街の町並みと、その向うに西山の山並みが見える。 今登ってきた清水道、そしてその向うには祇園、四条河原町辺りの景色が見え、向こうには西山の連邦 ...
清水寺の西門と三重塔
清水寺には仁王門とは別に、その右手の急な階段の上にも門がある。 西門(さいもん)といい、仁王門の後方に位置する処にあり、現在はこの門からの出入りは出来ない。 その西門の後ろには、日本でも有数の三重塔が建っている。 この三重塔は、清水寺 ...
随求堂の胎内めぐり
清水寺の仁王門をくぐり、鐘楼を横に見て階段を上ると、随求堂がある。 塔頭慈心院の本堂で、江戸中期の享保3年(1718)の再建になるものである。 本尊は随求菩薩で、衆生の求めにすぐ随って、願いを叶えてくれるという大功徳を持つ菩薩さまである。 そ ...
清水寺の鐘楼と梵鐘
仁王門をくぐり、次の階段を登ると左側に鐘楼がある。 清水寺で仁王門の次に出会う建物で、桃山風の豪華な姿にしばし見とれる。 鐘楼は、江戸初期の慶長12年(1607)に再建されている。 2.3トンの重い梵鐘を吊るために、四方転びの六本の柱に、 ...
基準点標石
少し清水さんから話はそれるのだが、仁王門を登った左側に、こんなものがあった。 京都市街地図を作るための基準になる石である。京都市内に9ケ所設置された内、現存する唯一の物である。 『この石は明治8年(1875)内務省地理寮(後に地理局)により、英 ...