そんな訳で清滝トンネルを抜けずに、鳥居本の愛宕街道を元来たほうに引き返すことにした。 鳥居本の町並みを抜けて、八体地蔵のある三叉路まで戻り、そこを右に折れて祇王寺に向うことにした。 途中に、後亀山天皇の嵯峨小倉陵がある。この参道を西に15 ...
清滝隧道
愛宕(おたぎ)念仏寺の先にあるのが、清滝トンネル。このトンネルを抜けると、清滝である。 この一帯は愛宕山の尾根が、深い峡谷の清流に急勾配で落ち込み美しい渓谷美となっている。 栂尾・槙尾・高尾と紅葉の名所があり、清滝川に沿って保津峡まで歩くもよしなのだ ...
愛宕念仏寺
一之鳥居をくぐり、上りの勾配が少し急になった坂を登ると、清滝トンネルの手前にある「愛宕(おたぎ)念仏寺」に着く。 ここまで来ると、さすがに人は少なく嵯峨野の最も西に来たことが実感できる。そんな嵯峨野の端にあるのが「愛宕念仏寺」である。 この寺の起 ...
愛宕神社一之鳥居
あだしの念仏寺から、鳥居本をさらに北へ行くと、主塗りの大鳥居が見えてくる。愛宕神社の一之鳥居である。 嵯峨鳥居本の風景といえば、この愛宕神社の一之鳥居、京を代表する風景の一つに数えられる。 鳥居のもとには、「つたや」や「平野屋」など時代劇の茶店を ...
念仏寺の六面六体地蔵
あだし野念仏寺の裏側の小高い丘に、六面六体地蔵さまが居る。 お地蔵様はあらゆる所におまつりされており、一番身近に拝むことのできる佛様である。 地獄・餓鬼・畜生・修羅・人道・天道の六つの世界を六道と云い、この六面六体地蔵はそれぞれにお地蔵様が ...
西院の河原
化野念仏寺の境内には、8,000体もの石仏や石塔があって、それはこの辺りに葬られた人々の墓石であると云う。 時の流れのなかで、無縁仏と化し、あだし野の地に埋没・散乱していたものを、明治36年(1903)頃に、釈尊宝塔説法の様を形どって集められたものであ ...